即効性のある便秘解消運動!一日5分の呼吸法ストレッチ
即効性のある便秘解消法を探してみると、必ずと言っていいほど運動を生活の中に取り入れるように言われるけれど、ただでさえ忙しい日常に、新しく運動を取り入れるのは容易なことではありませんよね。そんな方に実践してほしい即効性の高い便秘解消運動があります。今日は忙しいあなたが取り組むべき便秘解消運動のご紹介です。
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1.便秘解消運動で刺激するべき体の部位
腸の消化機能が弱まってしまっている弛緩性便秘の場合
直腸の反射神経が鈍ってしまっている直腸性便秘、習慣性便秘の場合
2.即効性のある便秘解消運動-お腹・腰編
お腹や腰を刺激するストレッチ5選
3.即効性のある便秘解消運動-股関節編
股関節をほぐして血流を良くするストレッチ
4.即効性のある便秘解消運動-背中のツボ編
便秘点や大腸愈を刺激しながら行うストレッチ
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1.便秘解消運動で刺激するべき体の部位
ストレッチをして便秘を解消できると言われても、便秘が腸のどの部分が原因で発症しているのか、そしてストレッチがどのように作用して便秘解消に効果があるのかを知らないと、なかなかストレッチに取り組むのにもやる気が起きませんよね。まずは、便秘がどのようにして起こるのかを知って、腸を効果的に刺激できるようにしましょう。
腸の機能の低下による便秘を「機能性便秘」と呼びますが、機能性便秘にもいくつかの種類があります。機能性便秘の種類は大きく三つに分けられ、「弛緩性便秘」「直腸性便秘(習慣性便秘)」「痙攣性便秘」があります。
この中でも、腸においての食べ物を消化し、老廃物を排出するという機能(蠕動運動)自体が弱まってしまっている場合を「弛緩性便秘」と言い、この場合はお腹全体を腸の流れに沿ってマッサージしたり、腸全体に刺激が与えられるように腰をひねるなどのストレッチが効果的であると言えます。
また、食べ物が消化の過程を経て腸内を通過し、固形の老廃物になってから溜まって体外に排出される場所を直腸と言いますが、便意があるのに我慢してしまったり何らかの原因で直腸の反射神経が鈍ってしまって、老廃物が溜まっても排出運動が起こらなくなってしまう場合を「直腸性便秘」もしくは「習慣性便秘」と言います。
このような場合は、直腸の位置に当たるお腹の左下の方を刺激したり、股関節をほぐしてあげることで直腸に刺激を与え、老廃物を排出するように直腸の機能を目覚めさせてあげる必要があります。
最後に、「弛緩性便秘」とは反対に、蠕動運動が活発になりすぎて起こる便秘を「痙攣性便秘」と言い、日頃のストレスなどが原因になっている場合が多くあります。このような場合は、ストレスを解消してあげることが一番ですが、そのためにも簡単なストレッチを行うことで体をほぐしてリラックスした状態に整えることで便秘解消につながると考えられます。
それでは具体的に、どのようなストレッチでお腹や腰などを通して腸を刺激したらよいのかを見ていきたいと思います。いくつかご紹介しますので、全部でなくてよいので一日に5分ほど、ご自分の便秘の種類とライフスタイルに合わせて、取り組みやすいストレッチ法を選んで続けてみましょう。
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2.即効性のある便秘解消運動-お腹・腰編
まずはお腹と腰を通して腸を刺激する方法です。お腹全体が張ったような症状の便秘がある場合は、お腹と腰を刺激して腸全体をほぐしてあげましょう。
1)腰をひねる
座った状態で左足を立て、右足に組むような姿勢をとる。右手を後ろにつき、立てている左足の膝に左腕の肘をひっかけて右側から後ろを振り向くように腰からひねる。呼吸をゆっくりとしながら10秒間その姿勢を維持する。反対側も同様。
2)うつぶせ体操
うつぶせになって重ねた手をお腹の下に置く。手でお腹を温めながら、お腹の硬いところを探して押しほぐす。
3)呼吸法お腹ストレッチ
(1)仰向けの姿勢で膝を立てる。息を吸うときにお腹をへこませ、息を吐くときにお腹を膨らませる。この呼吸10回を1セットとして3セット行う。
(2)仰向けの姿勢で膝を立てる。息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹をへこませる。この呼吸10回を1セットとして3セット行う。
(3)仰向けの姿勢で膝を立てる。膝を手で包み込むようにし上半身にひきつける。このとき、頭を膝につくくらいに起こす。
4)体幹ひねり
立った姿勢で足は肩幅くらいに開き、手を腰に当てて上半身を左右にひねる。これ以上回らないというところまでゆっくりとひねる動作を左右3回ずつ行う。
5)お腹と腰のマッサージ
※ストレッチではありませんが、お腹の腸の位置に合わせたマッサージも便秘解消に効果的です。
(1)お腹に両手を当てて時計回りに10~20回なでる。
(2)背中側の腰に手を当てて上下に10~20回なでる。
(3)お腹の左下(S状結腸)のあたりを20回ほどやさしく押す。
(4)お腹の左下のあたりを下方向へ10回ほどやさしく押す。
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3.即効性のある便秘解消運動-股関節編
便秘の原因の一つとして考えられるのが、股関節が硬くなってしまっている場合です。股関節をほぐして、血の巡りをよくしてあげることで便秘解消を目指しましょう。
≪股関節ストレッチの方法≫
あぐらをかくような姿勢で座り、両足の裏を合わせる。足を出来るだけ体の方へひきつけて手で押さえ、両脚の膝を床から離したりつけたりして10秒間揺らす。次に両足を抑えたまま上半身を前に10秒間倒す。これらの動作を1セットとして、3セット行う。
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4.即効性のある便秘解消運動-背中のツボ編
背中には便秘解消につながるツボが存在します。ストレッチをしながら便秘解消に効果的であると言われる背中のツボ「便秘点」や「大腸愈」を刺激して、鈍ってしまった腸の機能を取り戻すことができるようにしましょう。
1)便秘点
「便秘点」ツボは、肋骨の一番下から指2本分下、背骨から指4本分外側にあります。腰に手を当て親指でこの位置を押しながら上半身を左右にひねって刺激します。
2)大腸愈
「大腸愈」のツボは、腰骨の高さで背骨から指2本分外側にあります。仰向けの姿勢を取り、こぶしを背中の下に入れた状態でこぶしのとがったところをツボに当て、膝を曲げて足を左右に倒しながら刺激します。
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5.まとめ
いかがでしたでしょうか?一言で便秘解消ストレッチと言っても様々な方法がありましたね。例え一日5分のストレッチであったとしても、そのストレッチがどのようにして便秘の解消に効果的であるのかが分からないと、なかなか毎日続けるのが難しいかと思います。
自分の便秘がどのようにして起きているのかを頭の中でイメージして、腸をいたわってあげる気持ちで毎日のストレッチに取り組むことが大切です。ストレッチを毎日続けるために大切なのは、焦らず気長に取り組む気持ちです。便秘解消に即効性のあるストレッチのポイントをおさらいしましょう。
即効性のある便秘解消運動-お腹・腰編
1)腰をひねる
2)うつぶせ体操
3)呼吸法お腹ストレッチ
4)体幹ひねり
5)お腹と腰のマッサージ
即効性のある便秘解消運動-股関節編
股関節ストレッチ
即効性のある便秘解消運動-背中のツボ編
「便秘点」「大腸愈」などを刺激しながらストレッチする
便秘を解消するためのストレッチだと考えて取り組むと、なかなか効果が見られないうちにストレスになって続かなくなってしまうかもしれません。忙しい日々のちょっとした気分転換だと思って、気楽に取り組んでみる方が忘れたころに効果が得られるかもしれません。また、便秘から早く解消されたいからと言って、体に無理がかかるほどの姿勢をとるのは禁物です。
忙しい毎日を過ごす中でも短時間で効果的に腸を刺激できるよう、ゆっくり焦らずに自分に適したストレッチ方法を見つけて、効果的な方法を毎日持続することで、便秘に悩まされることのないすっきり快便生活を目指しましょう。
何を試してもなかなか便秘が解消しない。そんな頑固な便秘で悩んでいる場合は、まずはモリモリスリムで腸内環境をリセットさせるのもよいかもしれません。
便秘が数日間続いたときにモリモリスリムを試してみた私の体験談もぜひ参考にしてみてください。