HAPPY快便ライフ｜妊娠中と産後の便秘をスッキリ解消

妊娠中は色々と悩みが尽きないですが、その中の一つが肌荒れですよね。頬にニキビみたいなブツブツが出来たりして気になります。また、大人のニキビは思春期の頃のニキビとは原因も異なるので対処法も異なってきます。今日は、妊娠中の肌荒れ対策についてのお話です。

便秘のおなかにやさしく作用するカイテキオリゴを試してみた体験談はこちら

便秘のおなかにやさしく作用するカイテキオリゴを試してみた体験談はこちら

１．妊娠中の肌荒れで頬がブツブツに

１）ホルモンの増加

妊娠すると、妊娠継続ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」というホルモンが増加します。「プロゲステロン」とは、赤ちゃんが子宮内で守られる環境を整える働きをしてくれます。

また、プロゲステロンの作用によって排卵後に子宮内膜をふわふわに柔らかくし、厚くして、クッションみたいにしてくれます。それによって子宮内膜や周辺の血流量があがり、基礎体温が高く保たれるようになるため、妊娠期間に赤ちゃんを守るために必要なホルモン増加です。

それ以外にも、子宮内に受精卵が着床して妊娠が成立すると、プロゲステロンの作用によって乳腺を発達させたり、母体の栄養や水分を赤ちゃんのために送るようにとの支持を大脳に伝えます。

しかし妊娠期間に必要不可欠なプロゲステロンの増加ですが、それによってホルモンバランスが乱れて、肌の水分量が崩れ、肌自体も敏感になるので、紫外線からの影響を受けやすく、シミやそばかすができやすい肌になってしまいます。

そして、そのプロゲステロンは、皮脂分泌を活発にする働きもあるので、にきびや吹き出物ができやすくなります。そのため、乾燥肌や脂性肌になったりと、肌質が偏りやすくなります。

２）妊娠中の便秘

お腹の赤ちゃんが大きくなって、子宮が膨らんでくると、腸が圧迫されるので便の通りが悪くなります。そして、妊娠継続ホルモンの「プロゲステロン」の分泌が増加すると、筋肉の収縮を抑える働きがあり、子宮だけではなく胃や腸などの消化器官の動きを鈍くしてしまいます。

なので、大腸のぜん動運動が鈍り、さらに圧迫されてるので、便秘になりやすかったり、便秘がさらに悪化することもあります。長期間、便秘解消を出来ずにいると、腸内に老廃物が長い間溜まってしまい、溜まった便が腐敗・発酵して有毒ガスを発生させ、善玉菌が減少し、悪玉菌が増えてしまします。そうなると腸内環境は最悪の状態を招いてしまいます。

その有害ガスや有害物質はふつう便だけでなく、肌細胞を通して、汗や皮脂に混じって排出されます。しかし、便秘になるとその有害物質は腸壁から吸収され、血液中に溶け込んで全身にまわって肌の新陳代謝を低下させ、ターンオーバーも上手くできず、古い角質が残ったりして肌が荒れる原因になってしまいます。

３）妊娠中の水分不足

妊娠すると、赤ちゃんのための血液量が増えるので、お母さんは赤ちゃんの分も水分をたくさん摂ることがとても大切です。

お母さんの血液がサラサラだと、赤ちゃんに送る血液もサラサラになり、その血液からたくさんの栄養を赤ちゃんは受け取ることができきます。血液をサラサラにするには、十分な水分を摂取することで保たれます。

しかし、その水分が不足してしまうと、血液はドロドロの状態になり、毒素排出がうまくなされず老廃物が溜まりやすい肌や体になります。

その理由は、水分不足になることで柔らかい便を作れず、余計便秘になりやすいですし、尿の量も減ってしまうので、毒素排出のタイミングを逃してしまうためです。そのせいで、お母さんの肌や体に不快感が所々に現れるようになり、ストレスが増えてしまいます。

便秘のおなかにやさしく作用するカイテキオリゴを試してみた体験談はこちら

２．妊娠中の頬の肌荒れ対策

妊娠すると、肌が敏感になるので、使っている洗顔料や化粧品も敏感肌用のものでご自分の肌に合うものに変えてみると効果があるかもしれません。また、ビタミンやミネラルなど肌の代謝を良くしてくれる栄養素を意識して取り入れることも大事です。

そして、毒素排出がうまく促されるためにも水分量も多めに摂りましょう。プロゲステロンの分泌の増加による、皮脂分泌の増加や、紫外線を受けやすい肌になりやすいので、それに対するお手入れ方法を紹介しようと思います。

１）過剰な皮脂分泌を抑える

洗顔は、泡をたくさん作ってやさしく洗うようにして下さい。余分な皮脂をしっかり取りましょう。化粧水は、たっぷりと使って水分補給をしてあげましょう。そして、毛穴を引き締めて皮脂の分泌を抑えるために収れん化粧水を使うのもいいですね。

時間がある時には、角質ケアのできるものを使ってあげると、肌もターンオーバーしやすくなります。角質ケアの方法は、使用方法や回数などを守るようにして、ケア後の保湿も忘れないようにして下さい。

２）紫外線対策をしよう

日中に外出する時、晴れと曇りの日には日焼け止めを塗るようにしましょう。そして、帰ってきたら、しっかり洗い落としてくださいね！



便秘のおなかにやさしく作用するカイテキオリゴを試してみた体験談はこちら

３．水分を正しく摂取して便秘とブツブツ肌荒れを解消

妊婦さんの肌荒れや便秘などの問題は、水分を十分に摂ることで、少しずつ解決されるかもしれません。

成人女性の1日の水分摂取量は、食事から摂る水分を除いて約1～1.5L必要ですが、妊婦さんは、約2L必要と言われています。

水分補給は、ただ単に水を飲むだけでなく、体が吸収しやすいタイミングで適量を摂取することが望ましいです。

吸収率を上げる飲み方

空腹時に飲む
胃の中に何も入ってない時に飲むと吸収がいい。

定期的に飲む
口から飲んだ水は、すぐ体に浸透されません。のどが渇いてから飲んでも、遅いこともあります。汗をかきやすい寝る前・起きた朝・風呂前後・空腹時など、飲むタイミングを決めておくと忘れることがないでしょう。

良くない飲み方

大量を一気に飲む
急激な水分摂取は、体の消化器からの吸収を妨げてしまいます。そして吸収されなかった水分は、尿や汗などになって排出されてしまいます。あとは、一気に飲むと、臓器に負担がかかって、浮腫む原因になることもあります。

食事中に飲む
食べ物を消化するために胃は胃液を出しています。そのタイミングで水を飲むと、胃液が薄まって消化しにくくなってしまいます。

上記のタイミングで水分を摂ることで、吸収率をあげて、体に負担をかけないで十分な水分を無駄なく吸収できると思います。

妊娠時に避けた方が良い飲み物

カフェイン

利尿作用があり、せっかく摂った水分が出やすくなってしまう。鉄分の吸収を妨げてしまう。





タンニン

鉄分の吸収を妨げてしまう。





スポーツドリンク

糖分などが多いため、水分の吸収率を下げてしまう。





アルコール

生まれてくる赤ちゃんに、発育障害や脳の異常がみられることが多いようです。

気分転換にノンカフェインの飲み物で水分補給を！

タンポポコーヒー、タンポポ茶

タンポポには、血行促進や便通を促す効果があります。母乳の出を良くしてくれるので、産後も飲み続ける妊婦さんも多いみたいです。

ルイボスティー
鉄分やカルシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。

ローズヒップ

レモンの7倍のビタミンCを含んでいます。鉄分やカルシウム、ミネラル、ビタミンA などが豊富に含まれています。その為、免疫力UPやリラックス効果が期待できます。

便秘のおなかにやさしく作用するカイテキオリゴを試してみた体験談はこちら



はじめにもどる

４．まとめ

いかがでしたでしょうか？最後に、妊娠中の肌荒れの原因と解消法を簡単におさらいしてみましょう。

妊娠中の肌荒れの原因
●　ホルモンバランスの乱れによって肌荒れが起こる
●　妊娠中の便秘によって血液が汚れてしまう
●　妊娠中の水分不足によって血液がドロドロになる

妊娠中の肌荒れ対策
●　洗顔のし過ぎによる過剰な皮脂分泌を避ける
⇒泡でやさしく包み込むようにして洗顔する
⇒洗顔後のスキンケアで水分補給も忘れずに
●　外出時は晴れの日だけでなく曇りの日もしっかりと紫外線対策をする

水分の摂取方法にも気を付けて
●　妊娠中の水分摂取は一日２リットルを目標にこまめに取り入れる
●　食事中は避けて、空腹時に定期的に飲む
●　カフェイン、タンニン、スポーツドリンクは極力避ける
●　アルコールの摂取は避ける

妊娠中の水分摂取におすすめの飲み物
●　タンポポコーヒー、タンポポ茶
●　ルイボスティー
●　ローズヒップティー

妊娠すると、ホルモンバランスの崩れなどで、肌荒れや便秘になることが多いと思いますが、水分補給をこまめに行うようにして、肌荒れ、便秘を解消したいですね！

ママの正しい水分補給は、ママの肌荒れや頬のブツブツを解消するだけでなく、赤ちゃんに健康な血液を送れるようにしてくれます。正しい水分補給によってお母さんの体もストレスなく出産に望めるステキなマタニティライフを送れるようにしたいですね。



妊娠中の便秘がなかなか改善しない場合は、カイテキオリゴで腸内環境をやさしく整えてあげるのもよいかもしれません。

便秘薬などを避けたい妊娠中や授乳中にカイテキオリゴを試してみた私の体験談もぜひ参考にしてみてください。