便秘で切れ痔が悪化!便器が真っ赤に!黒い出血はもっと危険?
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1.切れ痔の悪化で便器が真っ赤になるほど出血することも
便秘で便が固くなると、排便時に出血することがあります。トイレットペーパーに少量の血液がつく程度ならまだしも、痛みがないのに便器が真っ赤に染まるくらいに出血したら、何か体に異常があるのではないかと心配になるのは当然のことですよね。
出血の原因はいろいろと考えられますが、もともと痔があった人であれば、痔が原因の出血だろうと思ってそのままにしてしまう人もいるかもしれません。しかし、ちょっとの出血でも、大きな病気が原因になっている場合もあります。
便秘と下痢、痔、そして病気などが排便時の出血とどう関係しているのかを知って、体からの危険信号を安易に見過ごさないようにしましょう。
排便時に出血があった場合、出血の仕方によって、体にどのような異常がある可能性があるのかをいくつかに分けて判断することができます。ここで紹介するのは「いぼ痔」、「切れ痔」、「結腸がん」、「直腸がん」が原因になって出血する場合の出血の仕方です。
● いぼ痔
● 切れ痔
● 結腸がん
● 直腸がん
それでは、それぞれの体調不良による排便時の出血の特徴についてお話していきます。
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2.いぼ痔が原因で出血する場合
いぼ痔には内痔核と外痔核がありますが、出血する可能性が高いのは、内側にできる内痔核と言うもので、出血の状態は濁りのない鮮血を出血することになります。少しの量であれば肛門からぽたぽたと垂れたり、トイレットペーパーに着く程度です。しかし量が多いと、血で便器が真っ赤に染まってしまうほどにもなります。
内痔核は4つの程度で分けられ、最も軽度の場合は排便時に少量の出血がある程度ですが、排便が終われば出血も止まるくらいですし、痔の症状としてもさほど心配する必要がありません。少し悪化して次の段階に進むと排便時に内痔核が外に出るようになります。
この段階では内痔核が肛門からの出入りを繰り返すことによって粘膜が強くなり、出血が少なくなることも多いようです。この頃はまだ、さほど痛みがない段階でもあります。3段階目になると、重い荷物を持った時などちょっと肛門に力が入っただけで内痔核が肛門の外へと出てしまうようになります。
この段階になると、腫れや痛みを伴うようになり、内痔核を肛門の中へ押し込む際に傷ついて出血する場合も出てくるようになります。内痔核の悪化により、出血量が増えて便器が真っ赤になることもあります。最終段階になると、内痔核が常に肛門からはみ出した状態(脱肛)となり、手術以外には治す方法がなくなってしまいます。
● 濁りのない鮮血を出血する
● 軽度のうちは、ポタポタと垂れたりトイレットペーパーにつく程度
● いぼ痔(内痔核)が悪化すると便器が真っ赤に染まるほどの出血もあり得る
3.切れ痔が原因で出血する場合
便秘気味の人によくあるのが、固い便を無理に出そうとして肛門の粘膜を傷つけてしまう場合で、この状態を切れ痔と言います。切れ痔の場合は、軽度のいぼ痔の場合とさほど変わらない少量の出血があり、トイレットペーパーに少し血がつく程度ですが、激しい痛みを伴います。
切れ痔になってしまう原因のほとんどは便秘によって硬くなった便を押し出そうとすることによって傷つけてしまうためなので、まずは健康的な排便を行えるように食生活を整えることが大切です。また、切れ痔の場合は清潔にして薬を塗れば自然治癒もあり得るのでひどくならないうちに対処するのが良いでしょう。
● トイレットペーパーに少量の血が付く程度
● 激しい痛みを伴う
● 清潔にすれば自然治癒の可能性もある
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4.結腸がんが原因で出血する場合
排便時の出血の原因となっている病気で、やはり最も心配になるのは「大腸がん」の可能性です。大腸がんと言っても、がんが発症する部位によって、その名称は異なります。大腸がんのうち、小腸に近い結腸と言う部位にできるがんを「結腸がん」と言います。
結腸がんが便にこすれるなどして出血する場合がありますが、出血する場所が肛門からは離れているため出血したとしても肛門から便と一緒に排出される頃には酸化し黒色に変化します。
そのため、黒色の便が出た場合は、「結腸がん」の可能性が疑われるので、早めに病院を受診されるのが良いでしょう。しかし、人によって便の色は異なりますし、見た目に対する印象も人によって異なるので、どのような色が出血便であるかということは正確には判断しづらいかもしれません。
また、結腸がんの場合は、初期の段階では便秘や下痢などの他の症状もほとんど起こることがないので、発見が遅れてしまう場合も多いようです。普段と違うなと思ったら、大事に至る前に一度病院に行ってみるのが良いでしょう。
● 血が酸化して黒色の便として排出される
● 一般人には便の色を見分けるのは困難な場合もある
● 初期段階ではその他に現れる症状がほとんどない
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5.直腸がんが原因で出血する場合
直腸は、大腸のうちのもっとも肛門に近い部分になります。直腸にがんができると、腸はがんを便と錯覚し、便(がん)を押し出そうとして蠕動運動が必要以上に活発になります。そうなることによって、下痢の症状を伴うのが直腸がんの特徴です。
出血はさほど多くはなく、切れ痔の場合と同じくらいの少量の出血なので便器が真っ赤に染まるほどになることはないといえるでしょう。直腸がんが原因の出血は、肛門から離れた場所での出血になるので、切れ痔の場合よりも黒っぽい出血があるようになります。便秘と下痢を繰り返し、さらに黒っぽい出血が伴うようであれば、直腸がんの可能性があるかもしれないので、早めに病院で診てもらう必要があります。
● 黒っぽい出血がある
● 便秘と下痢を繰り返し、黒っぽい出血を伴う場合が多い
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6.病院に行かずに便秘や切れ痔を解消する方法
切れ痔やいぼ痔などは軽度のうちであれば、病院に行かなくても自宅で治せる可能性があります。自宅でできる痔の症状を和らげる、解消する方法をご紹介しますので、悪化して手術をしないといけない事態にならないうちに対処するようにしましょう。
食生活を見直す
痔になる原因は、力を入れてもなかなかでないような固い便を無理に押し出そうとすることで肛門に傷をつけてしまうために起こります。このようなケースは、もともと便秘体質の人や何らかの原因で便秘になり便秘が長引いている人に起こりやすいです。もしも便秘が原因で時になってしまった場合、痔を解消するためにまず大切なのは「便秘体質を改善」することです。
便秘がちになると、便が固くなってしまい、排便時に肛門を傷つけてしまう可能性が高まるからです。食物繊維を多めにとること、水分をしっかりとること、脂っぽいものを摂りすぎないことなどを意識して、健康な便が作られるような食生活を目指しましょう。
肛門の周辺を清潔にする
排便時にしっかりと拭くことは当然のことですが、痔の症状がある場合にはなかなか拭くのが困難な場合もあるかもしれません。また、トイレットペーパーで拭くことで、逆に肛門を傷つけてしまった時になってしまうこともあり得ます。ウォシュレットや自宅であればシャワーなどを利用して、肛門の周辺を清潔に保つことを心がけましょう。
体を温める
体が冷えてしまうと、痔の症状が痛みを伴う原因になったり、排便時に力を入れざるを得なくなったりします。夏など暑い季節に冷房や冷たい食べ物、冷たい飲み物などで体を冷やしてしまうことも痔の原因になりかねません。暑い季節には体を冷やしすぎないように気を付けましょう。
また寒い時期には入浴時に半身浴などで温まったり、暖かい飲み物や食べ物を意識して取り入れることも大切です。体を温めることは便秘を解消することにもつながりますので、便秘になりやすい人は、悪化して痔になることを防ぐためにも極力体を温めるように意識したいですね。
そしてトイレは意外と冷えやすい場所なので、暖房などを設置できるようであれば設置したり、便座を暖かくするなど工夫をすることで痔にならないための予防対策にもなります。
● 食生活を見直す
● 肛門の周辺を清潔にする
● 体を温める
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7.まとめ
排便時の出血と、痔の症状を和らげるための方法をご紹介しました。最後に簡単に排便時の出血に伴う病気とその対処法についてまとめてみましょう。
● 赤い色の出血よりも見逃しやすい黒っぽい色の出血が危険!
● 色が黒っぽい出血や便が出た場合は、まず病院で診てもらうこと!
● トイレットペーパーに着く程度の赤色の出血の場合は、切れ痔やいぼ痔による可能性が高いけれど、色の区別は難しいため、普段と違う異変があるなら病院へ!
● 便秘体質を改善する
● 食物繊維たっぷりの食事と十分な水分の摂取
● 肛門周辺を清潔に
● 体を温める
以上の点を意識して、便秘などによって他の病気を引き起こすことが無いように健康な体作りを目指しましょう。
何を試してもなかなか便秘が解消しない。そんな頑固な便秘で悩んでいる場合は、まずはモリモリスリムで腸内環境をリセットさせるのもよいかもしれません。
便秘が数日間続いたときにモリモリスリムを試してみた私の体験談もぜひ参考にしてみてください。