グリーンスムージーで便秘が治らない妊婦のための効果的な飲み方
1.グリーンスムージーが便秘に効果的である理由
>>>ビタミンの効果
>>>オレイン酸の効果
>>>オリオロペインの効果
>>>カロテンの効果
2.グリーンスムージーで便秘が治らない理由1-緑黄色野菜の選び方
>>>緑黄色野菜は葉物に限らない
>>>体を冷やす野菜、糖質の高い野菜は控えめに
>>>生のほうれん草の摂りすぎは病気の原因にも
>>>食物繊維のバランスと水分接種も意識して
3.グリーンスムージーで便秘が治らない理由2-緑黄色野菜の組み合わせレシピ
>>>小松菜を使ったグリーンスムージー
>>>ほうれん草を使ったグリーンスムージー
>>>ブロッコリーを使ったグリーンスムージー
>>>かぼちゃを使ったグリーンスムージー
>>>人参を使ったグリーンスムージー
4.グリーンスムージーで便秘が治らない理由3-飲み方のポイント
>>>グリーンスムージーを飲む効果的な時間帯は、就寝前もしくは朝
>>>グリーンスムージーを飲むときは冷やさずに常温で
>>>グリーンスムージーは作り置きしないで新鮮な野菜を
>>>忙しい朝には野菜をカットして冷凍保存が便利
5.まとめ
1.グリーンスムージーが便秘に効果的である理由
緑黄色野菜を使ったグリーンスムージーは、なぜ便秘に効果的なのでしょうか?緑黄色野菜に含まれる成分を知って、グリーンスムージーに期待できる効果がどのようなものなのか知りましょう。まず、緑黄色野菜には、ビタミンとカルシウム、カリウム、鉄分など多様な栄養素が含まれています。
また、オレイン酸、オリオロペイン、カロテンなども緑黄色野菜が便秘やダイエットに効果的であるとされる作用をする上で重要な栄養素です。そして何よりも、食物繊維は淡色野菜に比べてビタミンや食物繊維の栄養価が高いと言われています。
ビタミンの効果
余分な脂肪分が体内に蓄積されないように脂肪分が排出されやすい体を作る。
オレイン酸の効果
血液の中のコレステロールを下げて、動脈硬化などを防いでくれる作用をする。
オリオロペインの効果
タンパク質に影響して、脂肪分が水とエネルギー、炭水化物に分解されるように作用することによって脂肪が体内に蓄積されるのを防ぐ。
カロテンの効果
抗酸化作用によって人の細胞組織を活性酸素から守ってくれる作用がある。
※活性酵素は強い酸化力で体内に侵入した細菌、ウィルスを退治する働きをするが、増えすぎると体内の細胞や遺伝子まで錆びさせて肌や体を老化させてしまう。
緑黄色野菜に含まれる成分には、これらの効果の他にも、ホルモンの分泌や細胞の新陳代謝を促し体調を整える作用なども期待されます。
2.グリーンスムージーで便秘が治らない理由1
『緑黄色野菜の選び方』
緑黄色野菜は葉物に限らない
グリーンスムージーを飲んでもなかなか便秘が治らない!そんなときは、グリーンスムージーのメインともなる緑黄色野菜の選び方を見直してみましょう。
緑黄色野菜は主に葉物の野菜を示しますが、そうでないものも含まれます。緑黄色野菜の中でも成分が多様に含まれている野菜は、ほうれん草、パセリ、小松菜、ブロッコリー、メキャベツ、にんじんなどです。
またそれ以外にも、トマト、かぼちゃ、ミニトマト、ミニキャロット、ルッコラなどの野菜もグリーンスムージーで便秘解消効果を引き出すのに適しています。
妊娠中の場合は特に、ママの栄養摂取はあかちゃんの成長にも大きく影響します。簡単に作って栄養を摂り入れられるグリーンスムージーだからこそ、色々な材料を取り入れて、栄養を摂り入れる機会を増やしたいですね。
体を冷やす野菜、糖質の高い野菜は控えめに
グリーンスムージーで便秘が治らない場合に、もう一つ注意したいのが、グリーンスムージーが体を冷やす原因になってしまっていないかという点です。グリーンスムージーは便秘解消に効果的ではありますが、どんなに緑黄色野菜が良いからと言っても、野菜の選び方によっては体を冷やしてしまう原因になります。
緑黄色野菜の中には体を冷やす野菜や糖質の高い野菜もあるからです。体を冷やす野菜は主に、トマト、セロリ、モロヘイヤ、キャベツ、キュウリなど暖かい季節に摂れる野菜になります。
また、味の面から言っても、緑黄色野菜を取り入れたいからと言って葉物だけでグリーンスムージーを作ると、味も苦くて飲みづらいですよね。そのため、グリーンスムージーを作る際には、緑黄色野菜以外の野菜や果物も取り入れながら毎日おいしく続けられるような材料を心がけてみましょう。
ただ、グリーンスムージーを飲みやすくするために甘みを足す場合に、次にあげる食べ物は糖質が高く肥満の原因になるので避けるようにしましょう。気をつけたほうが良い食べ物は、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいも、れんこん、根野菜の茎の部分などになります。食物繊維は便秘に効果的ですので、ある程度は入れると効果が見られますが、入れすぎにはくれぐれも注意しましょう。
生のほうれん草の摂りすぎは病気の原因にも
緑黄色野菜の代表ともいえるほうれん草ですが、ほうれん草にはシュウ酸と言う成分が含まれています。このシュウ酸と言う成分はカルシウムの吸収を妨げてしまうことがあるため、摂りすぎると骨粗しょう症、尿路結石、腎結石、胆石などの病気を引き起こす原因にもなりかねません。
しかし、あくまでも摂りすぎなければ大丈夫なので、入れすぎないようにだけ注意しましょう。また、シュウ酸の作用が心配されるのは生の場合であり、お湯で茹でると大半のシュウ酸は流れ出てしまいます。普段の食生活でみそ汁やお浸しなどで食べる分には問題ないでしょう。
食物繊維のバランスと水分接種も意識して
グリーンスムージーに限らないことですが、食物繊維の中でも特に不溶性食物繊維を摂りすぎてしまうと逆に便秘を悪化させてしまう場合もありますから、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスに気を付けることも忘れずに。また、スムージーを作る際に入れる水分も、牛乳や豆乳などにアレンジしながら自分の好みの味を探してみましょう。
3.グリーンスムージーで便秘が治らない理由2
『緑黄色野菜の組み合わせレシピ』
緑黄色野菜を使ってグリーンスムージーを試したけれど、それでも便秘が治らないという場合は、先ほども言いましたが緑黄色野菜だけでなく、食物繊維の含まれる果物や乳酸菌やオリゴ糖など腸内細菌を活発にする成分が含まれる食べ物や飲み物を一緒に組み合わせてみましょう。グリーンスムージーの材料をうまく組み合わせることで便秘の解消効果を高めることが出来ます。
小松菜を使ったグリーンスムージー
✔ 小松菜1~2株
✔ バナナ1本
✔ リンゴ1/2個
✔ ヨーグルト大さじ5
✔ 牛乳200cc
ほうれん草を使ったグリーンスムージー
✔ ほうれん草40g
✔ パイナップル1/6個
✔ マンゴー1/2個
✔ 水10ml
ブロッコリーを使ったグリーンスムージー
✔ ブロッコリー70g
✔ アボカド1/4個
✔ バナナ1本
✔ レモン汁小さじ1/2
✔ メープルシロップ大さじ1
✔ 水70ml
かぼちゃを使ったグリーンスムージー
✔ かぼちゃ200g
✔ ヨーグルト180g
✔ はちみつ大さじ2
✔ 水70ml
人参を使ったグリーンスムージー
✔ にんじん1/4本
✔ ピンクグレープフルーツ1個
✔ マンゴー1/2個
✔ メイプルシロップ大さじ1
✔ 水180ml
1.グリーンスムージーが便秘に効果的である理由
2.グリーンスムージーで便秘が治らないのは飲み方の問題
3.グリーンスムージーの便秘解消効果を高める材料
4.グリーンスムージーレシピ5選
5.グリーンスムージーで便秘解消効果を引き出すポイント
4.グリーンスムージーで便秘が治らない理由3
『飲み方のポイント』
グリーンスムージーは就寝前か起床後に飲む
緑黄色野菜も取り入れて、腸内細菌を活発にしてくれそうな材料と混ぜあわせてグリーンスムージーを試したけれど、それでも便秘が治らない!そんな時は、グリーンスムージーを飲む時間を変えてみましょう。
グリーンスムージーを飲む効果的な時間帯は、就寝前もしくは朝に飲むのが良いと言われています。便秘を解消するためには、朝食を食べることは欠かせないとされています。なぜなら胃腸に食べ物を入れることで腸を刺激し、蠕動運動を活性化させる効果があるためです。
しかし、朝起きてからなかなか食欲も出ず朝食を食べないという人も少なくないでしょう。そういう場合は、グリーンスムージーを飲むだけでも十分に効果が見られるので、朝一番のグリーンスムージー生活にぜひ取り組んでみましょう。
グリーンスムージーは常温で飲む
注意するべきことは、グリーンスムージーで体を冷やしてしまわないこと。お腹や体を冷やしてしまうことは、便秘を悪化させる原因にもなります。冬などの寒い季節には特に、スムージーを作ったら常温に温まるまで待つようにしましょう。また、便秘を解消する目的で飲むグリーンスムージーには氷を入れて冷やすことも避けましょう。
グリーンスムージーは作り置きしない
もう一点注意するべきことは、スムージーには保存料などが入らないため、天然素材である分痛みやすいため作り置きはしないようにしましょう。一般的なスムージーは腹持ちしない場合も多いですが、緑黄色野菜の特徴としてグリーンスムージーは比較的腹持ちします。
忙しい朝には野菜をカットして冷凍保存が便利
野菜だけ切って冷凍保存しておくというのも、忙しい朝に簡単にグリーンスムージーを作れるようにするための良い方法かもしれません。少し手間でも、毎日出来立てのグリーンスムージーを飲んでお腹から健康な体作りを目指せるように工夫してみましょう!
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?一度、便秘体質になってしまうとなかなか治らないどころか、ますます悪化してしまいがちな便秘ですが、グリーンスムージーの自然の力を利用すれば、便秘とは無縁の健康的な体質づくりに役立てることが出来るでしょう。薬などの力に頼らないグリーンスムージーの便秘解消法であれば、妊娠中や産後のママでも安心して取り組めますよね。
最後にグリーンスムージーの便秘解消効果を引き出すポイントをおさらいしておきましょう。
グリーンスムージーで便秘が治らない場合の改善点-その1
● 緑黄色野菜を多用に取り入れる
グリーンスムージーで便秘が治らない場合の改善点-その2
● 緑黄色野菜と一緒に、腸内細菌を活発にする食材を組み合わせる
グリーンスムージーで便秘が治らない場合の改善点-その3
● グリーンスムージーを飲む時間帯は就寝前もしくは朝が効果的
今日は、便秘解消効果を引き出すグリーンスムージーのポイントと簡単に作れるレシピをご紹介しました!妊娠中、産後の方、そして日頃から忙しくてなかなか便秘解消法に取り組めずにいる方も、ぜひグリーンスムージーのポイントを抑えた方法で試してみてくださいね!