硬い便が腸に穴をあける??便秘と軽んじてはいけません!
便秘には直腸性便秘と痙攣性便秘があるようです。私の便秘は直腸性便秘の方だと思います。直腸性便秘は直腸まで便がきているのに便意を感じず、停滞してしまうもので、習慣的に便意を我慢してしまううちにおこるタイプです。
朝が苦手でトイレに行く時間が少ない
朝が苦手な私は、忙しさから起きて急いで出かけることが多く便意を感じる事は少なく、便意を我慢してしまうクセがあります。そうして徐々に慢性化していきました。毎朝、習慣的にトイレへ座り、少しでも便を出すようにしたほうがいいみたいです。
痙攣性便秘
痙攣性便秘はストレスによって起こるそうです。過敏性腸症候群の症状の一つで、ウサギのようなコロコロした硬い便がでるのが特徴です。痙攣性便秘にはリンゴやバナナなどを食べると出やすくなるそうです。
直腸性便秘
直腸性便秘には水分を吸収してふくれ、腸を刺激する不溶性植物繊維が多く含まれる、アズキやインゲン豆、ダイズなどを多く食べると効果があるようです。反対に痙攣性便秘では、不溶性食物繊維の多い食品は避けた方がいいようです。痙攣性便秘は、敏感になっている腸にさらに刺激を与えてしまうためです。例えば生野菜のサラダや、起き掛けの冷水などは刺激が強いので避けましょう。
水溶性食物繊維がお勧め
食物繊維でも腸の中をスムーズに通過する水溶性食物繊維がお勧めです。水溶性食物繊維を多く含んでいる食べ物は、リンゴ、バナナ、サツマイモ、こんにゃく、寒天などで、中でも腸内環境を整えるオリゴ糖を含んでいるバナナが最適です。シロップのオリゴ糖もよくて、おなかのビフィズス菌が増えるそうです。理屈は分かっているのですが、やはり便は出にくいですね。
下剤に頼ると不便なことが多い
仕方なく下剤に頼ってしまう事もありますが、あまりお勧めではありません。なぜなら便秘の腹痛より下剤を服用して出るまでの腹痛のほうが辛いからです。また、外出を控えなくてはいけないのです。外出中に急な腹痛が起きてしまったら、大変なことになります!
そして下剤を服用すると、突然のキリキリした痛みと下痢っぽい便が数回続くのです。ですから、自宅で過ごせる休日の前の日に下剤を飲むようにしています。この痛みと不快感は半日くらい続きます。
たかが便秘と軽んじてはいけない
また、私の叔母は私以上に便秘で苦しんでいて、病院へ受診して便を出してもらっていたのですが、ある日、いつものように便秘の治療にいって、検査を受けたら硬い便が腸に穴をあけてしまっていたようです!
直ぐ手術して元気になりましたが、たかが便秘と軽んじない方がいいですね!私はその話を聞いて、食生活や生活リズムを整えて、何とか毎朝便を出す習慣をつけるように心がけるようになりました。