HAPPY快便ライフ｜妊娠中と産後の便秘をスッキリ解消

30歳女性、専業主婦です。妊娠中の便秘がきっかけで周囲を巻き込んだ大騒動を起こしたことがあります。私は基本的に快便な体質でした。妊娠前までは、便秘気味だといっても3日もすれば特に対策をとることもなく便通がある程度。胃腸は強い方ではなかったので、どちらかというと時々下痢になってしまうのを悩んでいるほどでした。

妊娠中期から便秘になる

しかしそんな私も、妊娠を機に便秘というものを体感することが増えていったんです。初期のつわりはたいしたことがなかったものの、軽い食べづわりで普段より食べる量自体は増えているのに便通はないという状態が続き、病院で妊婦でも飲める便秘薬をもらうこともあるほどでした。安定期に入って少し便秘の症状は落ち着いたものの、中期も後半にさしかかったあたりで再び胃の不快感と便秘に悩まされるようになっていったんです。

１週間でないのも普通になる

事件が起こったのは、妊娠30週を過ぎた頃のことでした。その頃の私はますます便秘が激しくなっていて、一週間出ないのも普通。赤ちゃんの大きさは1400gを超えていましたが、お腹がパンパンに大きくなっているのは赤ちゃんのせいなのか便秘のせいなのかわからないほどでした。

バスの中でお腹が痛くなる

便秘が普通になってしまったそんなある日、午前中に人と会う予定があり、30分ほどバスに乗って街の方へ出ていたんです。用事を済ませ、ついでに買い物でもしようかと駅ビルへ向かっていたときのことでした。急に激しいお腹の痛みを感じたんです。ときどき感じる、子宮がぎゅーっとなるような痛みを激しくしたような感じ。

最初は気のせいかと思いましたが、座って休んでいてもなかなか痛みはよくなりません。時間をはかる余裕はありませんでしたが、なんとなく10分おきの間隔で傷みが強くなるような気がしたんです。

病院に向かうタクシーを待っている間に気を失う

そうなると考えられるのが、流産の可能性です。まさか早産しかかっている……？と感じ私はパニックになりました。とりあえずはと産院に電話すると、とにかく診察をと言われてしまったんです。病院に来いと言われるということは危険だということ。私はますます焦りました。とりあえずタクシーを呼んで、その後、仕事中の夫に電話。でもすぐにはいけないと言われてしまい、今度は義母のケータイに電話して来てもらうことにしました。タクシーを待つ間も心臓がバクバクして、赤ちゃんが心配でたまらなくて、しかもお腹の激痛は続いていて……。あまりに緊張しすぎたんでしょうね。そのままそこで気を失ってしまったんです。

目が覚めたら病院に、、、、、

目が覚めたときには病院にいました。赤ちゃんは無事。側には義母がいました。だけどお腹の痛みはすっかりなくなっていたんです。もうお分かりかもしれませんが、腹痛の原因はただの便秘！それを先生から聞かされたときは、恥ずかしくて埋まってしまいたいと思いました。

幸い義母は笑ってくれましたし赤ちゃんが元気なことも確認できて、結果オーライといえばそうなんですが、夫にはもう一生このことで笑われてしまいそうです。その後はたいしたトラブルもなく、無事に元気な男の子を出産しました。出産と同時に便秘もすっかり解消して本当に良かったです。