定期テストがストレスで便秘？！
21歳の女子大生です。これから私の便秘についての体験をお話しします。まず、私が便秘に悩み始めたのは、中学校2年生くらいからでした。体の成長などが主な原因とは思いますが、所属していた部活動での悩みなどがストレスになっていたのも大きかったと今では思います。
何度もトイレに駆け込む
母が薬関係の仕事場で働いていたため、整腸剤や便秘解消のお薬をいろいろと試してみたのですが、なかなかばっちり効き目がでるものはありませんでした。私のおなかに異変が起こったのは、高校2年生の中頃です。
その日は定期テストの初日でした。私はいつものように登校して、テスト勉強をしていました。もうすぐ朝のホームルームが始まる…と思っていたそのとき。急に腸がぐるぐると動き出す感じがしました。便秘には慣れっこだった私は何の疑問を抱くこともなく、「学校で行きたくなるなんて、珍しいなぁ」と思いながらトイレへ。状態は少し硬めのもので、何日かぶりに出てよかったなぁ～と思いながら、私は教室へ戻りました。
ところが。ホームルームが始まってしばらくして、またおなかが痛みだしたのです。我慢できず、私は慌てて教室を出てトイレへ。今度は通常よりゆるめの状態でした。「おかしいなぁ…」と思いつつ教室へ。
しかし、戻ってから数分後、一時間目までの休み時間。また激しい腹痛に襲われました。もうダッシュすることもできず、よろよろとトイレに向かいました。今度は完全に下痢で、水っぽいのがなくなるまでずっと腹痛が続き、トイレから出られませんでした。本当に、腸がおかしくなってしまったのではないかと恐ろしくなったことを覚えています。
原因は過敏性腸症候群
病院に行ってみると、過敏性腸症候群だと診断されました。おそらくテストや学校の人間関係でストレスを受け、それが便秘やその症状に影響していたのだと思います。それから高校卒業までは、ほぼ毎回、定期テストの初日にその症状に襲われていました。思春期のころの私にとって、トイレのためにホームルームや授業中を抜けることは、とても恥ずかしく情けないことでした。
白湯を毎朝と寝る前に飲む
大学に入ってからも便秘は暫く続いていました。しかし一人暮らしを始めたこともあり、自分の体をもっと管理できるようにならなければ！と、便秘改善に向けて努力にするようになりました。まず始めたのは、白湯を毎日、朝起きたときと、夜寝る前に飲むことです。体温もあまり高くないので、上げるためにも…と思い続けました。
運動量を増やす
そしてもう一つは、登下校を徒歩にして、運動を増やしたことです。高校の頃は文化部に所属し、しかもバス通学だったため、運動の機会がとても少なかったのです。これらも便秘の要因ではないか、と思い当たり、まずは歩く機会を増やしてみることにしました。すると徐々に、出ない日数が減ってゆき、今では出ない日が珍しいくらいになりました。お腹もすっきりして気分も良く、とてもすっきりとした毎日が送れています。
心の面の影響も大きい
今思えば、大学に入り家を出て、広い世界を知ったことや高校の受験勉強から解放されたことも、心の面で大きかったのかな、と…。うまく自分の体と心と付き合っていけるよう、これからも気をつけたいと思います。
