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産後の便秘!怖くて出せない!大変な思いをした経験について 

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産後の便秘

これは誰にも言えない経験なのですが、我が子の頭がとても大きかったために、出産時に会陰が思いっきり裂けてしまったようです。その傷は会陰から肛門部分に渡ってかなりの長さで10針以上も縫ってもらったほどひどい裂け方でした。

難産にも近いような大変な思いをしてやっと出産を終えたと思ったら、今度は裂けた会陰部分の傷の痛みに悩まされるようになりました。はじめてのことですし、今までに味わったことのない痛みでした。

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出産時の傷を気にして便意を我慢してしまう

産後は5日ほどの入院だけで、6日目には母子ともども自宅に戻りました。その時も傷口が痛くてペンギンが歩くような不恰好なヨチヨチ歩きしかできませんでした。もちろんドーナツクッション無しでは椅子に座ることも床に座ることもできる状態ではなかったのです。

そんな状態の中で、私の中で大きな悩みは、初めての子育てのことや寝不足のことではなく、便秘の悩みでした。産後初めてのお通じは便通を柔らかくしてくれる薬を処方されていたので確かに柔らかい便でしたが、大きく裂けた傷口が縫ってあるところを通過するのは大きな恐怖でした。

痛いし、また傷口が裂けてしまうのではないかと思うと本当にトイレに行くのが憂鬱で仕方がなかったのです。入院中はなんとか、2度だけ痛みを我慢してトイレで排便をすることができましたが、自宅に戻ってからは排便時の痛みに対してますます恐怖心が出てしまい、何日も便意を我慢してしまったのです。

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母乳育児で水分が足りず便が固い

しかも、ただでさえ母乳育児をしているので水分が全て赤ちゃんへの母乳に変わってしまい、便は柔らかくする薬を飲んでいるにもかかわらずカチカチの状態で、腸に栓ができてしまったようにカチカチの便が蓋をしてしまい、ますます力を入れないと排便ができない状態に陥ってしまったのです。

こんなひどい便秘状態が1週間続き、その間一度も便通がなかった私は、まさにもう限界の状態でした。傷をかばいながら一生懸命お腹に力を入れてもビクともしない便に、私は額にビッショリと脂汗をかいていました。便意はあって出したいのに、詰まって出ないという最悪の状況で、私はついに一つの決断をしたのです。

石のように固くなった便を取り出す

指で直腸の先端に詰まっている石のように硬くなってしまった便を掻き出すという作業でした。実際に医療行為として摘便というのがあるそうですが、まさにそれを自分の手で行ったのです。傷の痛み、傷口が避けるのではという恐怖と戦いながら何とか肛門の出口に一番近いところに詰まっている便を摘まみだすことができた時には、全身汗びっしょりの状態でした。

そのあとは、なんとかスムーズに詰まっていた便が全てでて、やっとすっきりしてホッとすることができたのです。後にも先にもあの産後の最悪の便秘状態は今でも記憶にはっきり残っており忘れることができません。2度とあのような思いをしたくないものです。

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