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妊婦、産後の便秘で脱肛に!事前に防止しよう!

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1.便秘で脱肛が悪化。脱肛を防止するためにも便秘は大敵!

脱肛と言うのは、肛門や直腸の下の粘膜が周囲の組織によって支えられることが難しくなった場合に、腸の粘膜が肛門の外に出てしまう状態のことを言います。脱肛は肛門粘膜脱ともいわれます。原因は加齢などによって肛門括約筋が弱くなることで起こる場合もありますが、それよりも多いのは内痔核が悪化することによって起こる場合です。

脱肛の初期段階ともいえる内痔核は便秘がちの人に起こりやすい症状です。肛門の周辺には肛門括約筋と言って便やガスが漏れてしまわないようになっています。そしてさらに直腸粘膜が肛門の出口においてクッションのような役割をしているのですが、便秘がちの人は排便時に無理にいきむためにこの直腸粘膜が腫れてしまうのです。

直腸粘膜が腫れて、血管が切れて出血すると内痔核になってしまいます。また、仕事などで長時間座り続けている人も直腸粘膜が腫れて内痔核になる可能性が高いと言われています。しかし、内痔核の症状を持っている人はほとんどそのことに気づきません。

なぜならほとんど痛みを感じることがないためです。よってそのまま放置された内痔核が悪化し、脱肛になってしまうのです。内痔核の症状を持っていた人は、脱肛や出血の症状が出て初めて気づく場合も少なくないようです。脱肛は、症状が軽いうちは事前に戻る場合も多いのですが、重症化すると手で押し込まなければいけなくなります。

また、脱肛を放置すると嵌頓(かんとん)と言って、内痔核が悪化して肛門から出てきた粘膜が肛門括約筋によって締め付けられてしまいます。そして血栓ができ、激しい痛みを伴うようになります。脱肛になりやすい人は、便秘などで無理な排便などを繰り返すうちにだんだんと悪化し、嵌頓を引き起こす段階にまでなると手術をしなければならなくなります。



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2.脱肛を防ぐ方法となってしまったときの戻し方

脱肛の症状が悪化してきてしまい、自然に戻らなくなってしまったら、自分で押し戻すようにしなければなりません。しかし、押し戻す方法も間違ってしまえば、粘膜を傷つけてしまったり、症状を悪化させてしまう可能性もあります。脱肛してしまったら、腸の粘膜をもとの位置に正しく戻してあげましょう。

-脱肛になってしまったときの正しい戻し方-
(1)指を清潔にする
(2)仰向けになって腰の位置を高くする
(3)指にオリーブオイルやベビーオイルもしくはワセリンなどを塗って患部に押し当てる
(4)指で直接触れるのに抵抗がある人はガーゼなどにオイルを含ませて押し込むようにする
(5)押し込んだ後、内痔核がまた出てきてしまわないように指は丁寧にゆっくりと抜く
(6)内痔核がいくつもある場合は、一つずつ丁寧に押し戻していく
(7)肛門の中に戻した後はすぐに動き回らずに30分ほどじっとする
(8)落ち着いてきたら、カイロやぬるめのシャワーなどをかけておしりを温める
(9)肛門括約筋を引き締めるための運動をする(下記にて紹介)



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3.下剤などに頼りすぎないで

便秘に悩まされている人は、下剤を利用する人も少なくないはずです。しかし下剤を長期的に服用すると、だんだん体は下剤に慣れてしまって、標準の量では効果が出なくなってしまい、ますます便秘体質になってしまうこともあります。また下剤を使用することで無理に排便をすることになり、内痔核になったり内痔核を悪化させて最悪の場合は脱肛に発展する原因にもなります。

特に脱肛になりやすい人の場合は便秘だからと言って下剤に頼ってしまうと、脱肛を繰り返す原因にもなりかねません。極力下剤には頼らないようにして、食生活などを見直したり水分補給や体操などで肛門の筋肉を鍛えるなどして自然な解消法を見つけるようにしましょう。



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4.脱肛の症状を和らげる-脱肛予防運動-

脱肛による日常的な痛みや出血を和らげるためには、肛門括約筋を鍛える運動をする必要があります。脱肛予防運動は意外といつでも取り組むことができるため、通勤中の電車の中や家事をしているときなど、立っている姿勢の時間帯を利用して行うようにしましょう。肛門括約筋を鍛える運動は、次の二種類になります。

(1)立った姿勢で息を吐きながら5秒間ほど肛門をきゅっと引き締めるようにして力を入れ、緩めると言う運動を5分間繰り返します。

(2)立った姿勢で15秒間ほど肛門を引き締めるようにして力を入れ、緩める運動を5分ほど繰り返します。

筋肉は徐々に時間をかけて鍛えられていき、肛門括約筋が鍛えられることによって脱肛の再発を防ぎ、便秘などの原因となる症状の解消にもつながります。数日で諦めてしまわないで、半年ほどは毎日運動を続けるように心がけましょう。また、運動中にはいきむようにして力を加えることは避けてください。



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5.脱肛の症状を和らげる-体を温める方法-

脱肛の症状を和らげる方法としてもう一つ効果的なのは、肛門を温めることです。肛門を温める方法は、排便時、入浴時、食事、睡眠時など様々な場面で実行できる方法があります。まず排便時にはウォシュレットを利用して、温かめの水温で肛門を洗浄するようにしましょう。

温かいお湯で洗浄して肛門を温めることにも意味がありますが、脱肛を治療する上で肛門を常に清潔に保つことは重要です。また、脱肛予防運動をした後や脱肛を押し戻した後などには、温めたタオルを肛門にしばらくあてて温めたり、カイロを清潔なガーゼなどでくるんで肛門にあてると言うのもよいでしょう。

お風呂に入るときは、シャワーで肛門を温めるようにし、余裕があるときは入浴してお湯につかって温めるのは全身から温まれるので効果的です。食生活を見直すことは、肛門だけを温める方法ではありませんが、体を冷やす食べ物を避けること、体を温めてくれる食べ物を選ぶことは体全体を温めて、脱肛の症状を和らげるためにも効果があると言えます。



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6.脱肛の症状を和らげる-生活習慣の見直し-

便秘や脱肛になりやすい人は、生活習慣を見直すことが再発を防ぐために大切になってきます。便秘の人にありがちなのは、便意が来たのにタイミングが悪くてトイレに行きそびれ我慢してしまう習慣です。

排便を我慢する癖は、便秘や脱肛を悪化させる原因になるため、便意が来たら我慢しないですぐにトイレに行く習慣をつけましょう。またデスクワークを仕事にしている人にありがちなのは、長時間同じ姿勢でい続けることです。ずっと座り続けている姿勢は、肛門付近の粘膜に負担をかける原因になります。

定期的に休息をとり、血液の循環が良くなるようにストレッチをして体をほぐす習慣をつけましょう。そして仕事で人と関わる人は、付き合いで飲む機会も少なくないでしょうけれど、アルコールは内痔核を貼れやすくする原因になります。お酒はほどほどに、過度の飲酒は避けるようにしましょう。



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7.まとめ

いかがでしたでしょうか?脱肛の症状を解消する上で最も大切な点をまとめると次の三つです。

(1)肛門括約筋を鍛える運動をする
(2)体・肛門を温める
(3)便意のある時は我慢しないでトイレに行く

脱肛を放置しているとだんだんに悪化して、日常生活にも支障をきたすようになってきてしまいます。手術をしなければならない事態になる前に、脱肛の原因にもなる便秘と一緒に脱肛の症状を解消できるように心がけましょう。

妊娠中の便秘がなかなか改善しない場合は、カイテキオリゴで腸内環境をやさしく整えてあげるのもよいかもしれません。

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