修学旅行中、便秘をコントロールするつもりが最悪の事態に
学生時代からの便秘
40歳物流会社員、男です。小学生の頃からの便秘症でした。成人してからは食事のコントロールで程度解消するようになりましたが、それまで学生時代はずっと便秘に悩まされてきました。2日出ないのは当たり前で、3日、4日も頻繁にあり、一番ひどい時は一週間出ませんでした。
修学旅行での最悪の事態
しかし日常生活の中でなら便秘にはすっかりなれてしまい、大体パターンを心得ているので大きなトラブルにはならないのです。しかし問題は修学旅行などの宿泊が絡むイベントの時です。それは高校のスキー修学旅行で、一生忘れることの出来ない私の便秘歴史上で最悪の事態が起こってしまいました。
私の自覚している便秘の特徴としては、4日目を過ぎると嫌な体臭が出始めます。それまで特に人に指摘されたことはなかったのですが、楽しい旅行でクラスメイトに嫌な思いをさせてはいけないと思い、普段はあまり飲まない便秘解消薬を多めに飲んだのです。
当時は今のようなゆっくり効くお腹に優しいタイプの便秘薬などはまだ発売されておらず、その効きは強烈でした。本当に今思い出しても、効き目がすごく、溜まった便に強烈な効き目をもたらしたのです。
飲み慣れていない便秘薬を服用
便秘薬を飲み慣れていない私は時間計算を頭に入れておらず、なんと、ちょうどスキー中に激しい便意が襲ってきたのです。慣れないスキーでほとんど転げ落ちるようにロッジまで戻り、ギリギリトイレに間に合った!…と思ったのですが、着慣れていないスキーウェア、脱ぎ方がよくわからなかったのです。
慌ててあちこちのボタンを外しチャックを下ろすも悲しいことに間に合わず、スキーウェアは汚物まみれになってしまいました。まだトイレの中というのが唯一の救いだったかも知れません。大量の便を漏らしたなんてことがクラスメイトにバレたらもう学校にはいけません。
私はスキー講習中のクラスメイトが戻ってくる前に急いでロッジ裏にスキーウエアを隠し、そのまま体調不良ということで、その後のスキー講習は全て欠席。ロッジ内にある古いゲームセンターでズシッと気分の重い時間を過ごしました。
汚れたウエアもビニール袋に入れてロッジ裏に隠してあったのですが、「帰るまでにバレたらどうしよう....」と生きた心地がしませんでした。初めてのスキーをとても楽しみにしていたのですが、とても汚らしい思い出になってしまいました。
便秘解消を目指して取り組む
便秘薬のおかげで、修学旅行のスキー中に大量の便をもらす。というなんともいえない事件をキッカケに本格的に便秘解消体質を目指してあれこれ取り組み始めました。食事の量、食べる時間、順番などを管理してようやく体質が変わりだしたのが20歳を過ぎた頃でした。
今では以前のような強烈な便秘はまずありませんが、朝ちょっとでないと今だにこの頃の便秘や事件のことが頭をよぎります。薬局で現代の優れた便秘薬がズラッとならんでいるのを見ると、「当時、こんなのあったらなぁ…」悔しく思います。